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ズワイガニの漢字ってどう書く? [日本語/中国語]


ズワイガニの漢字って「楚蟹」もしくは「津和井蟹」と書くんだね。 いやー、知らなかった。

漢字だけ見たら、前者は「そがに」って読んでしまいそう。

ズワイガニは北陸を代表するおいしい蟹で、これは周知の事実。

福井県では越前蟹(オス)、山陰では松葉蟹(オス)とも呼ばれる。 北陸の地場産はとても高価だが、柔らかく繊細な脚肉とたっぷりと入った蟹味噌はまさに冬の味覚の王者。

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なんでも、訓で「いばら」、音で「そ」と読む「楚」という漢字は、古くは「すわえ」とも読まれ、「若い枝の細くまっすぐなもの」を意味し、なまって「ずわい」とも使われていたそうだ。

1600年前後の天草本では「樹のずわいをあまた、たばねてもってこい」と使われている。

だからズワイガニを漢字では「楚蟹」と書く。

つまり、枝のように細長い脚を持つカニと推理される。

その他に、カニは酢にあえて食べることから、「すあえ」、「ずあえ」、「ずわい」と発音が変化したと考える人もいるだそうだ。

だけど、「楚」(そ)と「酢」(す)とはどういう関係なんだい?

関係ないみたいだね。

「ズ」は頭で、蟹の王様を意味する事からとされているらしい。

これなら納得がいく。

「楚」という漢字を見ると、どうしても中国の春秋時代の強国で、戦国七雄の一つであるあの「楚」を連想してしまう。

ついでに春秋五覇の一人楚の王、3年鳴かず飛ばずの名君「荘王」(そうおう)を連想する。

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その鳴かず飛ばずの鳥は、一旦飛び立てば天まで届き、一旦鳴けば、人を驚かせる。(大鳥三年不飛,飛則衝天;三年不鳴,鳴必驚人。

「楚王」は中原の覇者となったが、前223年、秦に滅ぼされた。

天下を統一したあの始皇帝の「秦」だ。 「秦」のあとが劉邦の「漢」。

カニと楚王、すごい組み合わせ。

ともかく、なんだかズワイガニが食べたくなってきた。

つまみは旨い日本酒? これじゃ本末転倒だ。

日本酒がメインで、カニの方がつまみ? 


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